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2020.01.07

薬剤師の人材募集前に知っておくべき、5つの求人募集経路と採用のコツ

MCS代表の岡本です。

「薬剤師の求人募集のやり方がわからない」とお悩みの採用ご担当者様、多いと思います。

求人募集経路は様々な方法がありますが、薬剤師のような有資格者をターゲットにする場合、求人経路を誤ってしまうと、余計な工数や無駄な採用コストが掛かってしまうことも。

そこで本記事では、「薬剤師を採用したい」とお考えの方に向けて、薬剤師採用をする前にまず知っておきたい人材募集経路についてお話をしたいと思います。また、採用を成功に近づけるコツも併せてご紹介します。

目次

  1. 薬剤師の求人募集を成功させるポイント
  2. 薬剤師の求人募集を成功させる5つの方法

1. 薬剤師の求人募集を成功させるポイント

中小企業における薬剤師の採用成功の最短ルートは「中途採用」にターゲットを定めることです。

本来であれば、賃金が安く済む新卒を採用をすることで採用コストの引き下げができますが、大手企業でないかぎり、新卒採用のハードルは正直言って高いです。

新卒の就職活動では、ネームバリューや会社規模が大きい企業が選ばれやすい傾向にあるので、中小企業については、採用工数やコストに見合った成果が得られにくいというのが実情でしょう。

ですので、中小規模の会社が薬剤師の採用をする場合は、中途人材にターゲットを絞る方が、効率良く質の高い採用活動になる可能性が高いと言えます。

2. 薬剤師の人材募集を成功させる5つの方法

薬剤師の求人募集経路は複数ありますが、その中でも、効果が得られやすい5つの募集方法をご紹介します。

  1. 人材紹介
  2. リファラル
  3. 自社採用
  4. 実務実習
  5. 学生バイト採用

では、それぞれもう少し詳しくご紹介していきます。

人材募集の方法① 人材紹介

人材紹介会社に登録している求職者の中から、企業が求める人物像に近しい人材を紹介してもらう方法です。薬剤師の獲得において、中小企業のおよそ9割が人材紹介会社を利用して採用活動をしているのではないでしょうか。

「マイナビ薬剤師」や「薬キャリエージェント」など、薬剤師だけに特化した人材紹介会社が数多くあります。薬剤師特化型の人材紹介だと、薬剤師のコアな求人情報を多く集められる利点があります。

また、求職側となる薬剤師の中でも、人材紹介を利用した転職活動が当たり前となっているでしょう。

そのため、人材紹介会社に登録している薬剤師は多く、母集団の形成がしやすいことが特徴です。採用側からみると、必要なときにすぐ人材を見つけやすいといった利点もありますね。

業界知識が豊富な人材紹介会社に任せることによって、採用工程の一部代替から薬剤師のスキル評価まで担当してくれるため、採用工数の削減にもつながります。

しかしながら、採用が成功した場合の紹介手数料がやや高額であるため、すべての採用を人材紹介会社に頼ってしまうと、採用コストが逼迫してしま恐れも。

したがって、薬剤師の採用では、まずは人材紹介経由で一定の数を確保したあと、人材紹介以外の求人募集経路を作り、いかに採用コストを抑えていくかがキーポイントになります。

料金 成功報酬型
採用した薬剤師の想定年収25~30%程度
メリット ・採用できなければ一切の費用は掛からない
・採用工数の削減ができる
デメリット ・自社の採用ノウハウが培われない
・採用できた場合、紹介手数料が高額

人材募集の方法② リファラル

近年、特に注目を集めているのが、従業員に友人や知人の薬剤師を紹介してもらう「リファラル」という採用手法です。

自社に勤務している社員が紹介者となり、内部情報を含めた正確な勤務環境や勤務条件を被紹介者に伝えるため、ミスマッチが起こりにくいことが最大のメリットと言えるでしょう。

リファラルでは従業員満足度が採用成功に直結するため、まずは従業員満足度を高める対策を講じる必要があります。そして、従業員満足度を高めるための講じた対策は、既存従業員の定着率向上にも役立つため、リファラル採用に取り組むことで同時に、職場環境を整えることができるという利点もあります。

リファラルでは、採用工数と費用を掛けずに質の高い採用ができる可能性が高いため、力を入れて取り組むことをおすすめします。

料金 無料
※紹介者に数万円~数十万円程度の紹介の謝礼金を支払うケースもあります
メリット ・採用工数と費用の削減
・選考精度が上がるため、ミスマッチが起こりにくい
・リファラル採用に取り組むことで、職場環境が整う
デメリット ・不採用になった場合、関係悪化の可能性がある
・採用ができるようになるまで時間が掛かる場合がある

人材募集の方法③ 自社採用

自社の採用ホームページを作成し、求人募集をする採用手法です。

求職者は、気になった求人の企業情報をインターネット検索し、企業の採用ホームページを閲覧します。そこで求職者から魅力を感じてもらえれば、応募率が高まる可能性があります。

しかし、求職者は検索の簡易性から、一度にたくさんの求人情報が集められる「人材紹介」や「求人サイト」を利用する場合がほとんどです。そのため、自社の採用ホームページ単体では、求人効果は出にくく、他の募集経路での応募率の底上げを行うために利用するケースがほとんどです。

費用は、ホームページ制作会社に外部委託する場合は数十万円~数百万円程度。「engage」など、無料で採用ページの作成ができるサービスもあります。

料金 無料~数百万円
※制作内容により金額は異なる
メリット ・他の求人募集効果の底上げ
・自社イメージに合った訴求ができる
デメリット ・制作費だけではなく、手間が掛かる
・効果が出にくい

人材募集の方法④ 実務実習

求職者予備軍である、実務実習生にアプローチして採用に繋げる採用手法です。

実務実習は、リファラルに近い採用手法で、実務実習で職場の雰囲気がわかっているぶん、ミスマッチが起こりにくい採用経路と言えます。実習時に良い印象を持たれれば、就職活動で志望してもらえる可能性が高まるでしょう。

実務実習経由での採用成功は、教育担当薬剤師の対応の質に掛かっていると言っても過言ではありません。そのため、職場環境の整備の他に社内研修などを行って、教育担当となる人材のレベルアップに向けた対策が必要です。

料金 無料
メリット ・採用費の削減
・選考精度が上がるため、ミスマッチが起こりにくい
デメリット ・受け入れる実習生は選べない
・採用効果が出るのに時間が掛かる

人材募集の方法⑤ 学生バイト採用

薬学部の学生をアルバイトで採用し、新卒採用に繋げるという方法です。

学生バイトの採用では、実務研修同様に、即効性はありませんが、就職活動で志望候補に挙がる可能性が高まります。また、学生バイトを受け入れることによって、現在の薬学生の就活状況を把握することにも役立ちますね。

現在、薬学部の学生にアプローチができる求人サイトがなく、大学に求人を掲示する方法しか、直接薬学部の学生にアプローチできる方法がないのが難点です。

ですが、薬学部の学生とコネクションを一度作ることができれば、今後の採用業務がスムーズに進めることができますので、ぜひ取り組んでおきたい人材募集方法ですね。

料金 無料~数十万円
※アルバイト情報誌に掲載する場合は、掲載費用が発生する。
メリット ・薬学部の学生の就活状況を知ることができる
デメリット ・薬学部の学生バイトをピンポイントで狙って募集できる求人サイトがない

まとめ

人材募集では、認知度を高める活動が大切です。今回は、5つの人材募集方法をご紹介しましたが、1つの経路に頼らず、複数の募集経路を確立させ、幅広く求人募集を展開させ認知してもらうことが重要です。

また、薬剤師のコミュニティはそう広くはないので、従業員や薬学部の学生に好印象を与えられれば評判が口コミでひろがり、で採用活動にも良い影響がある可能性も。

ぜひ、できることから実践してみてください。

この記事を書いた人

岡本泰充

岡本 泰充

薬剤師。スギ薬局グループに新卒1期生として入社し、現場の薬剤師業務に従事する傍ら、薬剤師の新卒採用責任者として採用活動に奔走。人事として関わったメディカルスタッフの数は、延べ数千名に上る。 2018年、前職でのメディカルスタッフ採用の知見を活用して人材サービスの提供を行う「株式会社MCS」を設立、現在に至る。

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